線에關한覺書 7
이상
空氣構造의速度─音波에依한─速度처럼三百三十미터를模倣한다
(光線에比할때참너무도劣等하구나)
光線을즐기거라,
光線을슬퍼하거라,
光線을웃거라,
光線을울거라,
光線이사람이라면사람은거울이다.
光線을가지라.
視覺의이름을가지는것은計量의嚆矢이다.
視覺의이름을發表하라.
□ 나의이름.
△ 나의아내의이름(이미오래된過去에있어서나의AMOUREUSE는이와도같이聰明하리라)
視覺의이름의通路는設置하라,
그리고그것에다최대의速度를附與하라.
하늘은視覺의이름에對하여서만存在를明白히한다.
(代表인나는代表인一例를들것)
蒼空, 秋天, 蒼天, 靑天, 長天, 一天, 蒼穹 (大端히갑갑한地方色이나아닐는지)
하늘은視覺의이름을發表했다.
視覺의이름은사람과같이永遠히살아야하는數字的인어떤一點이다.
視覺의이름은運動하지아니하면서運動의코오스를가질뿐이다.
視覺의이름은光線을가지는光線을아니가진다.
사람은視覺의이름으로하여光線보다도빠르게달아날必要는없다.
視覺의이름들을健忘하라.
視覺의이름을節約하라
사람은光線보다도빠르게달아나는速度를調節하고때때로過去를未來에있어서淘汰하라. 一九三一、九、一二
線に関する覚書7
李箱
空気構造の速度―音波に依る―速度らしく三百三十メートルを模倣する(何と光に比しての甚だししき劣り方だらう)
光を楽めよ、光を悲しめよ、光を笑へよ、光を泣けよ。
光が人であると光は鏡である。
光を持てよ。
――
資格のナマエを持つことは計画の嚆矢である。視覚のナマエを発表せよ。
□ オレノの[#「ノの」に「ママ」の注記]ナマエ。
△ オレの妻のナマエ(既に古い過去においてオレの AMOUREUSEは斯くの如く聡明である)
視覚のナマエの通路は設けよ、そしてそれに最大の速度を与へよ。
――
ソラは視覚のナマエについてのみ存在を明らかにする(代表のオレは代表の一例を挙げること)
蒼空、秋空、青天、長天、一天、蒼穹(非常に窮屈な地方色ではなからうか)ソラは視覚のナマエを発表した。
視覚のナマエは人と共に永遠に生きるべき数字的である或る一点である、視覚のナマエは運動しないで運動のコヲスを持つばかりである。
――
視覚のナマエは光を持つ光を持たない、人は視覚のナマエのために光よりも迅く逃げる必要はない。
視覚のナマエらを健忘せよ。
視覚のナマエを節約せよ。
人は光よりも迅く逃げる速度を調節し度々過去を未来において淘汰せよ。一九三一、九、一二